○議長(
上原憲君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第4 議案第46号~第49号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第4、議案第46号から第49号まで4件
一括議題とし、まず議案第46号につき、
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小宮山 仁君登壇〕
◎
総務文教委員長(
小宮山仁君) 議案第46号について申し上げます。
現地災害対策本部にはどのような立場の人を充てるのか。これに対して、
災害対策本部長は市長が務めることになっており、状況にもよろうが、市長が指名するものとしては
助役等の幹部ということになる。なお、
本部員については
部長クラス、その他の職員については
課長クラスを充てることになっている。 次に、モービル石油の
油脂火災のときの状況を見ると、実際には
消防部長が
現地災害対策本部長の立場にあったと思う。広域の
消防長の立場も兼ねているということもあるが、実務を掌握するということを考えたときに、ほかの方では兼ね合いとしてどうなのか。これに対して、各部長については、それぞれの任務が決っているので、その中で連携を図っていくことになる。
消防部長については、第一線の現場の
指揮者であり、また広域の方も兼ねている。災害の状況によりいろいろなケースがあると思うので、実際の状況に対応して、
現地対策本部を設置していくとの
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、議案第47号、48号及び第49号につき
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 川上 清君登壇〕
◎
厚生委員長(
川上清君)
厚生委員会は去る6月20日に開催し、
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第47号については、この条例を制定することによってそれぞれの施設の修繕などの予算は全部
市民課で執行するのか。これに対して、
コミュニティ関係の施設の整理・統合ということだけで、運用については今までどおりなので、修繕などについては
従前どおりそれぞれの
担当課で対応する。 次に、条例の中の別表に
使用料が出ていない施設もあるが、それらの施設を使用する場合の
使用料の取り扱いはどのようになるのか。これに対して、この条例はあくまでも
関係施設の整理・統合だけで、運用については今までどおりなので、
使用料についても
従前どおり利用していただく。 次に、第7条にある減免の範囲はどこまでか。これに対して、詳細についてはそれぞれの施設でこれから
管理規程などで定めていくが、例えば下堀の
コミュニティセンターは、
下堀自治会に管理を委託するが、原則として
下堀自治会が使うときは減免となって、それ以外の地区の皆さんが使用する場合には、第1表の
使用料に基づいて料金をいただくことなる等々の
質疑応答がありました。 次に、意見において、施設を貸す場合に営業を目的としないというふれ込みで借りておきながら実際には
霊感商法のようなことを行うような場合が心配されるので、
管理規程の中にもきちんと盛り込んで間違いを起さないように特に注意をしてもらいたい。また、施設によってはどこが
担当課なのかわからない施設もあるので、こうした条例で一本化を図るに当たっては、それぞれの
担当課と連絡・調整を密にして進めていっていただきたいとの
要望意見があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第48号については
質疑討論もなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第49号については、23万5,000円を24万円に引き上げることによって該当になる方はどのくらいいるのか。これに対して、12世帯の40人ぐらいと見込んでいるとの
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより第46号から第49号まで一括して採決いたします。本案4件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。
△日程第5 議案第50号~第53号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第5、議案第50号から第53号まで4件
一括議題とし、まず議案第50号及び第51号につき
産業経済委員長の報告を求めます。
産業経済委員長。 〔
産業経済委員長 手塚 克巳君登壇〕
◎
産業経済委員長(
手塚克巳君)
産業経済委員会は去る6月21日に開催し、
付託案件の審査を終了しましたので、この概要について順次ご報告申し上げます。 まず、議案第50号について申し上げます。
商店街活性化計画策定事業の
助成金が50万円と少額であるが、この金額で
申込者はいるのか。これに対し、この事業は計画の策定という
ソフト事業であり、
調査測量等について助成するものであるためこの金額としたが、申し込みはあると思う等の
質疑応答があり、本案については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第51号につきましては特段の質疑もなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、議案第52号及び第53号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小宮山 仁君登壇〕
◎
総務文教委員長(
小宮山仁君) まず、議案第52号について申し上げます。 別表第4の
介護補償表には、常時介護と
随時介護の別があり、この障害の程度については、別表第2及び第3の
傷疾補償、
障害補償の規定を用いている。この中で1及び2については理解ができるが、3では第1級の障害があって前2号に上げるものと同程度の介護を要するものとあるが、一般的には第1級というのは動けない状態であると思う。したがって、第1級であれば、
介護補償があると考えてもいいのか。これに対して、具体的に出てこないとわからないが、例えば第1級に両眼が失明したものとあるわけだが、本人の状況により介護が必要であれば対象となるだろうし、自分で行動できるようならば外れると思われる。したがって、1及び2に該当する場合以外は、その具体的な状態によって決まってくる等々の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 続いて、議案第53号について申し上げます。以前は、国の
退職報償金の基準が低いために市で
上乗せをしていたが、今もそのような措置はしているのか。これに対して、国の基準は5年刻みで5年以上について対象となるが、市としては3年以上5年未満についても支給することとし、刻みも5年の中を分けて1年刻みで支給するようにしているので、それらによって支給される分が
上乗せとなっている等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより第50号から第53号まで一括して採決いたします。本案4件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件原案のとおり可決されました。
△日程第6 議案第54号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第6、議案第54号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小宮山 仁君登壇〕
◎
総務文教委員長(
小宮山仁君) 議案第54号中
担当分について申し上げます。
消防部関係において、
消防団員の待遇が薄いと言われているが、報酬の
改定率1.9%の根拠は何か。また
団員数は1年のうちに変動があると思うが、現在の実数は何人か。これに対して、
改定率は計算して出したわけではなく、類似市や県内他市の状況などを参考にして判断したものをお願いしている。
消防団員の実数は、5月1日現在で1,189人である。 次に、
政策推進部ほか関係においては、歳入に
菅平区長からの
一般寄附が計上されているが、
インターの名称が
上田菅平となったことのお礼の意味があると聞いた。行政の
あり方として好ましいとは思えないが、行政間にこのような慣習があるのか。また、真田町の
観光協会で不祥事があったが、協会は関係していないのか。これに対して、確かに
インターの名称に対するお礼の
意思表明ということが趣旨であるが、特にこのような慣習はなく、単に菅平区の
意思表明ということで、今後行政間で問題となることではないと考える。また、ご寄附いただいてから数日後に
観光協会の事件が出たわけだが、市長から関係しているならば寄附を辞退する旨
真田町長に伝えたところ、一切その心配は無用であるとのことであったので、いただいたものである。 次に、
教育委員会関係においては、文部省の
モデル指定事業である
スクールカウンセリングはどのように実施するのか。これに対して、
カウンセラーは県の
臨床心理士協会の
心理士2人を
児童相談所を通じて推薦してもらい、
教育委員会が任命する。
カウンセラーに
中学校1校を指定して、そこに所属していただき、随時そこを中心に各学校を回っていただくことを考えている。仕事としては、
児童生徒からの相談はもちろん、先生や
保護者からの相談にも応じていただくことを考えている。 次に、
山王山の
公園整備について、市長の
提案説明では
無言館に土地を貸したり公園として整備するということだが、用地の状況や今後の計画についてはどうなっているのか。これに対して、
山王山には地目は原野であるが市の土地が2万9,599平方メートルあり、
無言館として利用するのは、このうちの2,200平方メートルである。
公園化事業については、
山王山の付近及び
西安曽岡の地域で約7.3ヘクタールの規模を予定している。今回お願いしているのは、
無言館の関係の
用地造成、
水道布設、水道をポンプアップするための
ポンプ室の
用地買収費などであるが、現在
公園整備についても検討中であり、
整備計画ができ次第お諮りし、進めていきたい。 次に、行政において
計画性は大切なことであり、
公園建設の要望が
市内全域で多い中で、全体のバランスをとって事業化しなければならないと思うが、
山王山の事業はその点は十分考えたのか。これに対して、
実施計画の中にも
長期計画の中にもあったものではないが、大変よい計画が
地元自治会などからも提案されているので合わせてこれを行いたいというものである。また、荒れ地として放置されていた場所が開発されることは、地域にとって有益なことであるとの観点から
公園化の計画を進めてまいりたい。全市的な
公園計画の中でなされるべきかもしれないが、これを契機に地域の
活性化も合わせて考えてまいりたい。 次に、第一
中学校の
用地造成計画について伺いたい。これに対して、用地4万平方メートルを3面に分けて荒造成し、
排水路溝、
暗渠排水溝を設けるものである。地なりが多少北から南へ傾斜しているので3段となるが、
教育委員会としての案とすれば、グラウンドは一番高い東側に配置し、
普通教室棟と
特別教室棟は次に高いその西側に、
テニスコートと
駐車場は一番低い国分の坂を上がったところに配置したいと考えている等々の
質疑応答がありました。 また、
菅平区長からの
一般寄附について、
インターの
命名権は、本来は
道路公団にあるものであり、運動の結果としてこうなったものだと思う。この寄附には真田町としての気持ちも入っているものであり、こうした
事業決定に対してお礼が慣習づけられることは行政の
あり方ではないので、今後は節度をもって留意していただきたいとの要望が出されました。 次に、討論において、先ほど
特別職等の
報酬改定の条例案に反対したが、同様の理由でそのための
予算措置を含む本案にも反対するとの
反対討論があり、
挙手採決の結果、挙手多数となり本案中
担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、
産業経済委員長の報告を求めます。
産業経済委員長。 〔
産業経済委員長 手塚 克巳君登壇〕
◎
産業経済委員長(
手塚克巳君) 議案第54号中
担当分について申し上げます。 まず、商工観光部関係において、フランス絹織物芸術展開催補助金について、この芸術展はどこが主催するのか。これに対し、国レベルではNHKの外郭団体である3社が事業主体となり、日本で初めて巡回展として展覧会を開催する。上田においては、フランス・リヨン絹織物展上田特別展実行
委員会が主催者となっており、この実行
委員会は今年5月24日に18人の各機関の設立発起人により設立されたものであり、実行
委員長には北条舒正元信州大学学長がなっている。 次に、開催総費用は幾らであり、上田市の補助はどのくらいの補助率となるのか。これに対し、総費用は2,381万円であり、上田市の補助率は63%となっている。 次に、入場者数を何人ぐらいに見込んでいるのか。これに対し、入場者数は目標として1万人を見込んでいる。 次に、上田市以外の開催地は東京、京都、大阪となっているが、なぜ上田で開催するのか、その効果はどうか。これに対し、上田市で開催する理由は、リヨンが養蚕を主体として発展してきたということ等歴史的に上田市との共通点がある。歴史を再認識してまちづくりをしていくためのものであり、支援をし、民間活力を高めていくよい機会ととらえ、さらに幅広く宣伝していくことにより、観光面でも上田をPRできるという効果が見込まれる。 次に、開催会場は上田高砂殿ということであるが、中心商店街とどのように結びつけていくのか。これに対し、開催会場については信州大学繊維学部ほか中心商店街の中にも候補会場は幾つか当たったが、条件を満たす適当な会場として高砂殿となった。会場から上田城跡公園、さらに大手町、原町、海野町、中心商店街、松尾町へと回遊できるようなイベント等を考えてきたい。 次に、蔵と水辺を活用するまちづくり事業費の中で池波正太郎記念館についての寄託物品目録作成委託料、展示施設実施設計等委託料があるが、開館はいつになるのか。また、蛭沢川との関連についてはどうか。これに対し、記念館は平成8年度、9年度事業として計画しており、平成10年の4月開館を目指している。引き続きこの記念館から、蛭沢川遊歩道を考えていきたい。 次に、観光誘導標識設置工事費については、どのような目的で設置するのか。これに対し、今秋の
上田菅平インターの利用開始に伴って観光客を別所温泉、上田城、国分寺等へ誘導するために設置するものである。 次に、農政部関係において、沢山池管理設備維持管理費補助について今回初めてであるが、どのようなものか。これに対し、一級河川の指定に伴い、防災ダム規模にするために県で監視施設をつくったが、その維持管理費であり、防災にも役立つということで上田市塩田平土地改良区へ補助するものである。 次に、農協がJA信州うえだとなり広域化したが、広域的に利用する光センサー方式の果実選果機についてはどのように補助していくのか。これに対して、補助は作付面積、出荷数、組合員数等に基づき、一定の比率により関係の自治体にも負担していただくということで進めていく。 次に、廃おが粉の再利用の補助金とはどのようなものか。これに対し、廃おが粉を炭化処理し、良質な堆肥化するための研究開発費の補助である等々の
質疑応答があり、本案中
担当分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 川上 清君登壇〕
◎
厚生委員長(
川上清君) 議案第54号中
担当分について申し上げます。 まず、市民生活部関係において、部落解放審議会委員報酬15人分が出ているが、本会議において、市長が一般質問に対して審議会に諮問したと答弁しており、これから審議会が開かれるのではないかと思うが、今回のベースアップ分だけで賄えるのか。これに対して、条例制定については6月3日に審議会会長へ諮問したが、その時点では6月補正予算も締め切られていた。現在のところ5回分の予算が取ってあるので、審議会を開催して委員の皆さんに審議会の審議方法について小
委員会にするのか、15人全員で開くのか協議をしていただいて、足りない場合には今後の補正予算で組んでまいりたい。 次に、部落差別撤廃条例の制定に関して、過去の
定例会の本会議における市長の答弁では検討中とか、研究するということではなくて、「条例は制定しなくてもいいという考えだ」とか、「地方自治体でなく国でやってもらうのだ」ということを一貫して言ってきて、議会もそれに歩調を合わせて考え方や行動をともにしてきたが、市と市議会が両輪で進んでいくべき点で不手際があったのでないかと思うが、どう考えるか。これに対して、平成6年12月
定例会での小池議員の質問に対しては、「今のところ考えていない」と答えている。また、平成7年6月
定例会での藤原議員の質問に対しては「基本法はともかく、市が条例をつくってやるのだという姿勢での諮問はしません」という答え方をしており、全く諮問をする気はないということではないという内容になっていることが議事録の中から解釈できる。しかしながら、議会との連携や意思疎通の面では、担当部として不十分であったと反省している。 次に、じんかい処理費で2,000万円も計上してどうしてわざわざ遠くへ持っていかなければならないのか。また、見積もりはどこからとったのか。これに対して、トン当たり2万2,500円で863トンを予定しており、これに消費税を掛けたものである。委託先は株式会社和田で、処分地は豊田村にある株式会社飯山陸送の一般廃棄物処分場へお願いをしたいというものである。不燃ごみの処分については、株式会社和田の施設を通らないとなかなか持ち出せないことから、株式会社和田とも取引のある処分場へということで、今回1社の見積もりである等々の
質疑応答がありました。 次に、健康福祉部関係において、マルチメディア在宅介護支援システムについて国に申請中ということだが、いつごろスタートするのか、今後の見通しはどうか。これに対して、当初は5月中には国からの内示があるものと言われていたが、厚生省では薬害エイズの問題や介護保険の問題等々で世上をにぎわす中で大分おくれているのではないかと思われるが、早ければ6月中か遅くとも7月には内示があるのではないかと考えている。10分の10の補助ということもあり、早く国の内示が得られるよう近いうちに上京してお願いを申し上げたいと考えている。 次に、テレビ電話の機器は100台の賃借料が340万円ほどだが、機種によっては10万円から50万円もするものもある中で、この程度の予算で大丈夫なのか。これに対して、機器は日進月歩であり、機種が新しくなった場合にリースの方が有利であるし、安くできるので事務折衝を積み重ねる中で、何とかこの金額でお願いしたいと考えている等々の
質疑応答がありました。 次に、意見において、下室賀最終処分場に関する問題については、マスコミでも論じられている中でもあるが、この処分場も10年もつかどうかということなので、今後また新しく処分場を確保するに当たって誠意ある対応をしていくことが非常に大事であるので大変だとは思うが、十分配慮して進めていっていただきたいとの
要望意見があり、本案中
担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 福沢 正章君登壇〕
◎建設水道
委員長(福沢正章君) 建設水道
委員会は去る6月21日に
付託案件の審査を終了いたしましたので、その概要について順次ご報告いたします。 議案第54号中
担当分について申し上げます。まず、建設部関係において、上信越自動車道開通記念プレイベント委託料が計上されているが、イベントはどのようなことを計画しているのか。これに対し、10月10日と11月3日にイベントを予定している。その内容は、10月10日には今まで古戦場ハーフマラソンとして行ってきたマラソンが今年度10回記念になるので、ハイウエーマラソンとして高速道を走って行う予定でいる。11月3日については、プレイベントとして東部町から坂城町まで高速道路を自転車で走るサイクリングファーストラン、写真コンテスト、表彰式、ローマン橋の渡り初め等を準備
委員会で計画している。 次に、都市整備部関係では、土地区画整理事業費で測量作図等の委託料が計上されているが、これは中之条地区の事業ということであるが、この事業の位置と事業概要はどうなっているのか。また、この事業は国庫補助対象になるのか。これに対し、古舟通りの東側部分の中之条地籍5ヘクタールを予定している。組合ができるまで技術援助ということで調査計画について上田市で助成することとし、委託料を計上した。土地区画整理事業の国庫補助対象基準は、施行者が地方公共団体と組合では違っているが、組合施行の場合は10ヘクタール以上の面積があり、かつその施行する中に12メートル以上の都市計画道路があって、都市計画道路を単独で用地買収をして施行した場合に全体の事業費の3分の1以上になること、もしくは事業費の3分の1以下の場合は、施行面積が20ヘクタールの場合に国庫補助対象になる。中之条地区については、上記の基準に当てはまらないので、国庫補助対象にならない。市は3ヘクタール以上ある場合に助成を行うということで市の単独で行う等々の
質疑応答があり、本案中
担当分については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。金井君。 〔21番 金井 忠一君登壇〕
◆21番(金井忠一君) 議案第54号 平成8年度上田市一般会計補正予算第1号について反対の立場から意見を申し上げます。 本補正予算においては、常勤及び非常勤
特別職の
職員等の給与等の引き上げがされております。また、歳入部分に消費税が転嫁されております。民間では長期間にわたる深刻な不況の中で、不況を切り抜けるために徹底したリストラが実施されております。上田市においても地方行革大綱が策定され、各種事業の民間委託等自治体リストラが実施されようとしております。また、ごみの有料化や各種手数料の値上げなど、サービスの有料化が一層強められ市民負担がふえてきております。上田市の財政状況を見ても、借金依存体質の極めて厳しい状況であることは承知のとおりであります。このような中で、今市民の切実な願いや要求を一つでも多く実現していくことが強く求められているのであります。 以上のような今日の社会的状況にかんがみてみて、三役の給与、議員等の報酬の改定は賛成しかねるものがあり、本補正予算の反対の理由であります。 また、消費税は3%から5%に来年4月から増税することが決定され、その負担は今までに比べても大変な状況が予想され、国民の中における反対の声が大きくなってきております。逆進性の高い消費税には反対の立場から、消費税が転嫁されている本補正予算に反対するものであります。 次に、本補正予算の歳入を見ると、補正額7億3,000万のうち実に6億7,600万円は市債で賄う、このような形の組み立てがされておるわけであります。補正後の予算額で見ると19.2%が市債という状況であります。国、県の補助決定などに伴うものとはいえ、自主財源はわずかであり、財政運営上指摘をしておきたいと思います。 次に、廃プラスチック類残渣処分委託については、現在の不燃物処理状況からして緊急避難的措置としてやむを得ないが、抜本的対策をあわせて講じていく上での具体的方策が不明確であることを指摘しておきたいと思います。 次に、フランス絹織物芸術展上田特別展開催事業補助金についてでありますが、従前の催しの補助に比べて1,500万という補助金は多いと思われます。蚕都上田の地場産業の育成という点からして必要な事業とは思われるが、
活性化に向けての具体的なアプローチなど市民の意見が反映され、十分な検討がされた中での事業推進を図る必要があると思います。 次に、仮称
山王山公園整備事業についてでありますが、趣旨は理解できますが、
計画性という点、とりわけ長期基本計画の中での位置づけが明確でないという点を指摘しておきたいと思います。 以上のことを申し上げまして
反対討論といたします。
○議長(
上原憲君) これより採決いたします。本案は
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者 起立〕
○議長(
上原憲君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。
△日程第7 議案第55号及び第56号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第7、議案第55号及び第56号2件
一括議題とし、建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 福沢 正章君登壇〕
◎建設水道
委員長(福沢正章君) まず、議案第55号については、上田処理区、南部処理区、別所温泉処理区、それぞれに国道か県道の舗装復旧工事費負担金が予算計上されているが、どうして6月補正で計上するのか、その理由は何か。これに対し、当初予算で見積もりをして計上したが、その時点では面積が未確認であったり、県の単価がはっきりしていなかった。その後、面積を確認して金額が確定したところ、当初予算では不足することになった。9月補正まで待っていると、秋口の舗装復旧になるので、なるべく早く復旧したいということで、今回計上をお願いした等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第56号については、
使用料の徴収事務委託料が計上されているが、当初予算でなぜ計上しなかったのか。また、委託料の200万円の算出根拠はどうなっているのか。これに対し、
使用料の徴収事務は下水道課で今まで行っていたが、事務の合理化の一環として公共下水道の方式と同様に水道局に委託した方が効率的であるという結論になった。その結論を出すのに当初予算には間に合わなかった。委託料については、市水区域では水道と下水道の徴収事務にかかわる実質経費を件数で案分して1件当たりの単価を算出し、そこに件数を掛けた。県水区域については、県からデータをもらって
使用料納付書を新たに発行することになるので、その経費を積み上げて出した等の
質疑応答があり、本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより議案第55号及び第56号を一括して採決いたします。本案2件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件原案のとおり可決されました。
△日程第8 議案第57号~第62号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第8、議案第57号から第62号まで6件
一括議題とし、まず議案第57号、第58号及び第59号につき
産業経済委員長の報告を求めます。
産業経済委員長。 〔
産業経済委員長 手塚 克巳君登壇〕
◎
産業経済委員長(
手塚克巳君) 議案第57号については特段の質疑もなく、可決すべきものと決定いたしました。 議案第58号については、用地について上田市で取得し、林業拠点施設についてはどうするのか。これに対し、用地は上田市で所得し、現在のところ林業施設等は上小市町村等で負担して建設をし、管理については信州上小森林組合への委託を考えている等々の
質疑応答があり、可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第59号については特段の質疑もなく、可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、議案第60号、第61号及び第62号について建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 福沢 正章君登壇〕
◎建設水道
委員長(福沢正章君) まず、議案第60号については、舗装をしていない道路について、市道路線の認定をする場合に認定後にすぐに舗装をするのか。これに対して、指定道路としてできた道路で地元で舗装ができないところについては、舗装をしてほしいという地元要望が出るところもある。少し前にできたものについては、舗装をしていなくても道路位置指定がとれたということがあるので、舗装をしていないところについては、市道認定後
地元自治会と協議しながら舗装を行うようになる等の
質疑応答があり、本案は可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第61号及び議案第62号については、いずれも
質疑討論はなく、可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより第57号から第62号まで一括して採決いたします。本案6件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) ご異議なしと認めます。よって、本案6件可決されました。 ここで、
地方自治法第117条の規定により土地開発公社理事及び幹事の職にある議員の退席を求めます。 〔当該議員退場〕
△日程第9 議案第63号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第9、議案第63号を議題とし、建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 福沢 正章君登壇〕
◎建設水道
委員長(福沢正章君) 議案第63号については、信州ハム跡地買収のときよりも安く買えるという話であったが、この価格が最低なのか。これに対し、平成8年5月8日に土地開発公社から日本鉄建公団に売った用地は坪当たり221万9,450円であり、今回の買収単価は坪当たり94万1,805円であるので、現在の価格に比べれば、相当安いものと思っている等の
質疑応答があり、本案は可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより採決いたします。本案は
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) ご異議なしと認めます。よって、本案は可決されました。 〔
当該議員入場〕
△日程第10 議案第64号~第67号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第10、議案第64号から第67号まで4件
一括議題とし、建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 福沢 正章君登壇〕
◎建設水道
委員長(福沢正章君) まず、議案第64号については
質疑討論はなく、本案は可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第65号については、建設
業法の一部改正が平成6年6月に公布された。改正された主要因は建設業界の一部の不祥事とか事故等によるものと思う。改正点は建設業者に対する許可基準の問題、経営事項の審査の問題、管理体系の問題等であり、今まで国の施行事業に限定されていたものが地方公共団体の請負業務に関しても適用になる。特に改正点の中で専任技術者の設置義務の改正があり、この点は平成8年6月に施行になるが、今回のように指名競争入札で業者を決定している場合に入札参加している業者に対して、今後建設部として専任技術者の設置義務等建設
業法の改正に当たって、どのように対処していくのか。これに対し、現場の管理体制の点で所定の有資格者を置かなければならないことについては、入札参加願を出してある業者について法の改正点と照らし、業者側が整っているかどうか、早急に建設協会と連絡をとり実情を調査したいと思っている。 次に、現在の駅前には多くの放置自転車があるが、駐輪場が完成した後の放置自転車対策はどのようになるのか。これに対し、放置自転車の禁止区域を設ける条例制定を考えており、議案を9月議会に提案する予定でいる。これに基づいて、禁止区域に放置してある自転車は移動させるということで対応していきたい等の
質疑応答があり、本案は可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第66号については、東急建設株式会社と随意契約した理由は何か。これに対し、北陸新幹線の上田駅の受注業者が東急建設株式会社であり、それと接している工事になるので、新幹線工事の仮設の物を使ってできる。そのため東急建設株式会社に発注した方が合理的、経済的にできるということである等の
質疑応答があり、本案は可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第67号については、建設工事委託に関する基本協定の締結という議案になっているが、協定という表現はどういう意味か。また、金額に過不足が生じた場合はどのようにするのか。これに対し、協定とは日本下
水道事業団に工事費を上田市が負担するということを約束する行為をいうものであり、工事費の変更はあり得るが、余る場合、不足する場合がある。その場合は、その時点で変更協定を取り交わすということが協定書の中にうたわれている等の
質疑応答があり、本案は可決すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより第64号から第67号まで一括して採決いたします。本案4件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) ご異議なしと認めます。よって、本案4件可決されました。 ここで15分間休憩いたします。 午後 2時29分 休憩 午後 2時46分 再開
○議長(
上原憲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
△日程第11 報告第5号及び第6号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第11、報告第5号及び第6号2件
一括議題とし、
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小宮山 仁君登壇〕
◎
総務文教委員長(
小宮山仁君) まず、報告第5号について申し上げます。 個人市民税の均等割額が500円上がるが、その影響はどのくらいあるのか。また、土地の譲渡所得の税率引き下げや固定資産税の負担調整による圧縮の影響についても伺いたい。これに対して、均等割については納税義務者を4万4,375人と見ているが、2,200万円ほどの税収入増となる見込みである。固定資産税の負担調整による影響額は7,400万円ほどの、さらに都市計画税の方で1,400万円ほどの減額となると見ている。譲渡所得については、実際の売買件数が年度によって大きく変動するため、なかなか正確に影響を見込めないことをご理解いただきたいとの
質疑応答があり、本案は承認すべきものと決定いたしました。 次に、報告第6号については質疑、討論はなく、承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより第5号及び第6号を一括して採決いたします。本案2件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) ご異議なしと認めます。よって、本案2件承認されました。
△日程第12 報告第7号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第12、報告第7号を議題とし、まず
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小宮山 仁君登壇〕
◎
総務文教委員長(
小宮山仁君) 報告第7号中
担当分について申し上げます。
政策推進部ほか関係において、地方交付税が最終的に49億1,959万円となっているが、このうち特別交付税はどのくらいあり、前年度に比べてどうなのか。これに対して、7億2,744万7,000円で、前年度対比は100.8となっている。 次に、歳入の市民の森公園
使用料が随分減額されているが、何か特別な理由があったのか。これに対して、スケート場の関係で1月13日に無料開放を実施したことによる。 次に、
教育委員会関係において、美術館構想策定事業費の減額は写真美術館の建設場所の見通しが立たないために懇話会を開けず、その予算を減額するとのことであるが、本来懇話会はどういう美術館を建設するのかを研究することが目的であったと思う。予算化したからには、本来の目的に沿って進めていくべきではないのか。これに対して、写真美術館を先行させるという方針が出ている中で、市街地に写真美術館を建設することで進めており、その建設場所を第一に考えていた。今後は十分その点に留意していきたい。 次に、小学校施設整備事業費で外構・グラウンド等工事の入札差金で1,740万1,000円を減額しているが、金額が大きいと思う。予算の見積もりが過大であったということはないのか。これに対して、説明が適切でなくて申しわけなかった。小学校建設費全体の工事費の中で、屋内運動場建設工事、プール建設工事、屋外環境整備工事、外構・グラウンド工事などで21億7,953万9,000円を見込んでいたが、これに対する契約額が21億6,213万8,000円で、その差額1,740万1,000円を減額補正したいというものであり、小学校建設費全体から見ると0.8%程度に相当する。 次に、浦里小学校の統合問題が長らく懸案となっている中で、浦里小学校問題検討
委員会が1回しか開催できず、予算が減額となっているが、どう取り組んでいるのか。これに対して、2回の開催を予定していたが、第1回目を開くことができたのが12月であり、その後自治会長の交代もあって年度末までに第2回目の開催ができなかった。検討
委員会の問題として自治会長が1年交代のため継続性が保てないということがあったので、8年度では5月22日に
委員会を開催し、委員の選出方法について変更をお願いしたところである等々の
質疑応答がありました。 次に、討論において、消費税に反対する立場から
使用料に消費税を転嫁している本案の承認には反対するとの
反対討論があり、
挙手採決の結果、挙手多数となり、本案中
担当分については承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、
産業経済委員長の報告を求めます。
産業経済委員長。 〔
産業経済委員長 手塚 克巳君登壇〕
◎
産業経済委員長(
手塚克巳君) 報告第7号中
担当分については、特段の質疑もなく、承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 川上 清君登壇〕
◎
厚生委員長(
川上清君) 報告第7号中
担当分について申し上げます。 まず、市民生活部関係において、同和対策費の中で生活環境整備事業費で東前山の委託料の減額がかなり大きいが、具体的に内容を聞きたい。これに対して、道路延長400メートルを5メートル50幅に拡幅したいということで、国の補助事業を申請するための委託調査料だったが、300メートル分は新設だから環境整備事業では認められないとのことから、委託測量をしても対象外のため、むだな支出をする必要はないと判断し、100メートル分の214万3,000円だけを委託測量に出して申請したためである等の
質疑応答がありました。 次に、健康福祉部関係において、高齢者施設福祉事業費の老人施設入所者措置費で基準単価が変わったということだが、どのように変わったのか。これに対して、養護老人ホームと特別養護老人ホームの両方の措置費が当初予算の中では4%ぐらい上がるのではないかと見込んでいたところ、1.8%にとどまったことから減額になったのと、一施設の事務費の単価が1人当たり2万8,500円ほど減額になったことから、その施設だけで約2,000万円近く減額になったものである。 次に、福祉住宅施設整備事業費が減額になっているが、修繕で余った場合にはほかの福祉住宅を修理したり、ふやすようなことは考えられないのか。これに対して、ことしの3月に1軒取り壊した結果として現在16戸であるが、すべて入居済みである。今回の減額は北常田福祉住宅の工事を行った際の差金である。ほかの福祉住宅についても調査をしたが、現状では必要ないと判断した等々の
質疑応答があり、本案中
担当分については承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 福沢 正章君登壇〕
◎建設水道
委員長(福沢正章君) 報告第7号中
担当分について申し上げます。 建設部関係において、市道新設改良工事費負担金で未施行による減額との説明であったが、なぜ未施行になったのか。これに対し、県で畑総事業を塩田で実施している。この事業で西前山から手塚にかけて幹線道路ができる予定になっており、滝の沢に橋台が2基完成している。平成7年度に上部工を県が実施する予定で上田市が負担金を計上したが、都合により工事が施行されなかった。それにより負担金の減額をお願いした等の
質疑応答があり、本案中
担当分について承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 以上で
委員長報告が終わりました。 これより
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより採決いたします。本案は
委員長の報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者 起立〕
○議長(
上原憲君) 起立多数であります。よって、本案は承認されました。
△日程第13 報告第8号~第12号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第13、報告第8号から第12号まで5件
一括議題とし、まず報告第8号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小宮山 仁君登壇〕
◎
総務文教委員長(
小宮山仁君) 報告第8号については、質疑、討論はなく、承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、報告第9号、第10号及び第11号につき
厚生委員長の報告を求めます。
厚生委員長。 〔
厚生委員長 川上 清君登壇〕
◎
厚生委員長(
川上清君) 報告第9号については、一般会計からも相当な金額を繰り出している中で、現在3カ所ある事業センターに働いている人は何人か。これに対して、川西に18人、中塩田に23人、西塩田に17人で、合計では58人である。3カ所のものを1カ所に統合することも考えられるが、平均年齢が65.8歳と高齢化が進んでいて通うのが大変であるなど、実際には統合することは難しい等の
質疑応答があり、本案は承認すべきものと決定いたしました。 次に、報告第10号については、電算処理事業委託料が9,900万円と金額が大きいが、ほかの安くできる業者に委託はできないのか。これに対して、委託先は国民健康保険長野県連合会であるが、県内の市町村はすべてそこを利用している。医療機関から来るレセプトを一括して処理して診療報酬の件数を審査するのが主な仕事で、すべてわかっていないと計算ができないことから、全国でも各都道府県でそれぞれ一つずつ連合会があって、共同でお願いをしている。 次に、委託料はレセプト1枚当たり幾らになっているのか。これに対して、20円75銭となっている。また、保険者台帳及び被保険者台帳などの異動処理は磁気テープでお願いしており、1回につき1万3,390円となっている等々の
質疑応答があり、本案は承認すべきものと決定いたしました。 次に、報告第11号については、質疑、討論はなく、本案は承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、報告第12号につき建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 福沢 正章君登壇〕
◎建設水道
委員長(福沢正章君) 報告第12号については、質疑、討論はなく、承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより討論に入ります。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) これより第8号から第12号まで一括して採決いたします。本案5件、
委員長の報告のとおり決するにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
上原憲君) ご異議なしと認めます。よって、本案5件承認されました。
△日程第14 報告第17号及び第18号
○議長(
上原憲君) 次に、日程第14、報告第17号及び第18号、2件
一括議題とし、まず報告第17号につき建設水道
委員長の報告を求めます。建設水道
委員長。 〔建設水道
委員長 福沢 正章君登壇〕
◎建設水道
委員長(福沢正章君) 報告第17号については特段の質疑もなく、本案は承認すべきものと決定いたしました。
○議長(
上原憲君) 次に、報告第18号につき
総務文教委員長の報告を求めます。
総務文教委員長。 〔
総務文教委員長 小宮山 仁君登壇〕
◎
総務文教委員長(
小宮山仁君) 報告第18号については質疑、討論はなく、承認すべきものと決定いたしました。